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議会中継

平成30年第3回(6月)定例会

一般質問

6月27日 梶原 時義 (ネットワーク市民の窓)

1 市長の意識的思考と非意識的思考の現状を問う
野志市長の政策決定には、自動的・直観的・感覚的な心がもたらす思考、つまり社会的・文化的影響による無意識な行動といわれる非意識的思考が多く存在する。例えば現在の議場に見られるほぼ男性一色の幹部職員登用、あるいは、本庁入り口に飾った市長を含めほぼ男性ばかり30人の幹部写真の掲載など、なぜそうしてしまうのか市長自身でも説明できない事案が多すぎるように思われる。
以下、事例を紹介する。
『父親とその息子が自動車事故に遭いました。父親はその場で死亡し、重傷の息子は急いで病院に運ばれました。手術室で外科医は、その少年を見て言いました。「私には、この少年を手術することはできません。彼は私の息子です。」』この事例における外科医と少年の親子関係を野志市長がどのように想像するかは分からないが、改めて野志市長の意識的思考と非意識的思考の現状を問う。

2 本市の受動喫煙対策の現状と野放し状態にある「職員勤務中の喫煙容認」による健康ロスと経済ロスについて
(1)2017年度松山市健康増進計画中間評価によれば、本市市民の喫煙率は男性22.0%、女性7.7%、全体で14.2%となっている。これは国民の喫煙率男性30.2%、女性8.2%、全体18.3%と比べ喫煙者が大きく減少しており、本市健康づくり推進課の喫煙対策及び、受動喫煙対策が進んでいることの現れであり、評価できる。
しかしながら本市職員の喫煙率を見ると、男性34.6%、女性5.5%、全体で28.2%と高くなっており、特に男性職員の3人に1人は喫煙を習慣化している現状がある。
 ①職員の禁煙が進んでいない現状をどう考えているのか。
 ②どうすれば、喫煙と受動喫煙の害から、市民及びとりわけ庁舎内で働く職員の健康を守ることができるのか新たな具体策を伺う。
 ③現状の建物内禁煙では受動喫煙を防ぐことはできず、職員喫煙所の撤去と、全施設の敷地内全面禁煙を実施するべきと考えるがどうか。
(2)国立のがん研究センターによれば、喫煙習慣が様々ながんリスクを高めるとしており、がんによる死亡のうち男性の40%、女性の5%は喫煙が原因と考えられている。また受動喫煙もがん発症リスクは確実に上昇すると発表しているにもかかわらず、本市は職員の勤務中喫煙を禁止していない。市民と職員の医療費増大の健康ロスと人材ロスを最小限に食いとめるためにも勤務中の禁煙を徹底するべきだと考えるがどうか。
(3)野志市長が勤務中喫煙を容認し、野放し状態にある職員の自由勝手な喫煙休憩(事実上のサボタージュ)による経済ロスがどのくらいあるのか。
また、市長は考えたことがあるか。
 ①サボタージュする職員のほとんどが男性職員であることと、部長級を含め幹部職員のほとんどが男性職員であることに何か違和感を感じないか、意識的思考を問う。
 ②サボタージュする職員の人数と1日1人当たりの平均喫煙休憩回数と平均時間はどのくらいなのか。
 ③これを男性職員の残業代に換算したら、年間でどのくらい人件費として無駄に支払っていることになるのか。
(4)本市職員の喫煙休憩にまで報酬を払っている現状を改め、人件費約2億円(梶原の試算)の無駄遣いを、即刻やめるべきではないか。
(5)勤務評定と人事評価に職場での非喫煙を盛り込むことで、本市職員の喫煙率を大幅に下げることができると思うが、取り入れる気はないか。

3 野志市長がもみ消しに躍起となっている産業経済部カラ出張事件の捏造答弁について
(1)2011年11月12日、当時産経部の男女二人の職員が広島へ出張した件については、出張申請の内容と、その出張報告が実際の出張内容とは異なり、予定していなかった宮島に行っていた事実を野志市長は、昨年9月議会と12月議会では否定してきたが今年の3月議会になって、私から二人が宮島で遊んでいる写真の存在を知らせたら、やっとのこと宮島行きを認めたが、今度は「仕事で行った」と開き直りの答弁をしたことについて他、関連を問う。
 ①12月議会では「出張報告書どおりで宮島には行ってない」と答弁して来たのに、3月議会では「急遽廿日市市の観光担当事務局と調整が取れ、宮島水族館を視察することになった」と宮島行きを認めたが、急遽とはいつの話かを含め、この日の二人の全ての行動を明らかにせよ。
(2)私の廿日市市職員への直接訪問聞き取り調査では、同職員は「宮島水族館を案内する何日も前に、松山市役所から宮島水族館への視察と案内依頼の連絡がありました」と答えた。また、二人の出張の事前申請も事後報告にも「宮島視察」は存在せず「広島での会議出席」しか無かった事実や、高速艇を利用したにもかかわらず宮島への旅費精算もしなかったこと、さらには廿日市市への事前案内依頼が何日も前からあったという証言から見ても、明らかにカラ出張だったとしか言いようがない。これが「仕事でした」で通るなら何でも有になる。何事も隠さず、すべての膿を出すべきではないか。
(3)当日、宮島の鳥居や鹿とにこやかに遊んでいる本市職員の写真や笑顔のツーショット写真などが何枚もあるが、それはどう説明するのか。
(4)本事案とは別の出張時の二人の写真には、仲良く私服(TシャツにGパン姿)で観光地(明治村)を楽しむツーショット写真があるが、これも仕事なのか。
また、私服での仕事もあり得るのか。
さらに、再調査を行い厳正な処分が必要と思うが市長にその気はあるか。
(5)市長は3月議会の答弁で女性職員との特別な関係を否定した。
 ①それでは、どういう関係なのか。
 ②市長とその女性職員は、私がカラ出張事件を取り上げた昨年6月から今年3月までの間、毎月2回も会議の打ち合わせで会っていたにもかかわらず「宮島に行ったのか」あるいは、「会議に出ていたのか」どうかも一度も聞かなかったとのことであるが、単に、市長と職員という関係だったなら、事件についてその職員に確認するのが普通のように思うが、どうして聞かなかったのかその理由を問う。

4 コスモ松山石油株式会社松山工場におけるアスベスト含有保温材飛散事故発生後の本市の対応について
(1)本年3月1日未明から朝方にかけ、コスモ松山石油株式会社松山工場で高さ30メートルの放散塔頭頂部周辺のアスベスト含有保温材が解体作業途中に西南西の強風にあおられ飛散するという事故があった。朝方、コスモ松山石油株式会社は会社の敷地内だけでなく、県道を挟み東側の住宅地まで保温材片が飛散しているのを確認し、午前9時半ごろに本市環境指導課に電話連絡を入れた。環境指導課は11時ころには現場を確認し、アスベスト濃度測定を指示したがアスベスト飛散の環境測定結果が出た3月2日の夕方までの間、近くの学校には電話を入れたようだが周辺地域住民やその周辺を通行する市民を含め、全市民にその危険性を十分に知らせることをしなかったことは大問題である。
 ①野志市長は、なぜ事故を緊急でマスコミ発表をしなかったのか。
 ②当日は最大で秒速20メートル、平均でも秒速10メートルの西南西の風が吹いており、高さ30メートルからのアスベスト飛散を考えれば市内東方向全域に拡散されたことが予想され、仮に濃度が高かったら大事故から大事件になった可能性さえあり得た。伊方原発を60キロの位置に抱える本市の市長として、危機管理意識の貧困さを露呈したとしか言いようがない。市民に対する謝罪と、本市の対応で市民の安心と安全が損なわれるような事態が二度と起こらないように意識的思考の対策を伺う。

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