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議会中継

令和2年第5回(12月)定例会

一般質問

12月7日 猪野 由紀久 (松山創生会)

1 北条地域の集会所について
(1)平成20年9月議会において、「新たに分館としての集会所を建設する場合や既存の集会所を分館に認定する場合は、地域住民の総意に基づく申請を前提とし、利用する住民の世帯数に応じた施設の規模や本館が実施する社会教育活動等に参画するなどの一定の基準を設けている」との答弁であったが、北条地区の集会所を公民館分館に改築したい地域の総意がある場合、どのように対応するのか。
(2)現在、集会所における維持管理についての費用負担の補助金の規定はあるが、改築についての内規がない。今後、集会所の改築に対して、他市のように補助すべきと考えるが、本市の見解を問う。

2 地域公共交通網について
(1)立岩地域の住民と数回会合を持ち、熱心に新たな代替交通の検討を行い、アンケートを実施したそうだが、その結果を問う。
(2)交通手段として全国的にデマンド型交通に転換する地域も多く様々な方法があると聞いているが、各地域ではどのようなデマンド型交通が実施されているのかその概要を問う。
(3)現在、立岩線を含む4路線では、どのような代替交通を検討しているのか、また、立岩線のバス路線の維持に向け、これまで赤字補填としての補助がなされているが、代替交通が運行になった場合も同様に支援が望ましいと考える。支援についての本市の考えを問う。

3 松山市の学校施設等長寿命化計画について
(1)限られた財源の中で、改修や更新費用を圧縮するためには、学校施設の劣化状況などを適切に把握し、適時、適切な整備ができるよう中長期的な整備計画を策定するとともに、計画的に整備することが必要であると思うが、どのように維持管理を行っていくつもりか本市の考えを問う。
(2)長寿命化計画では、計画期間を50年間として、これまでの「事後保全」型の改修から「予防保全」型に転換し、施設の耐用年数を70年~80年に伸ばして長寿命化を図ることとしているが、従来型の改修方法では50年間でどれくらいの費用が必要であると試算して、長寿命化を実施することでどれくらいの費用の削減が図られると算出しているのか。
(3)公共施設再編成計画では、今後50年間で施設総量を削減する方針が示され、学校は25%削減する目標となっているが、どのような方法で削減していく計画としているのか。
(4)教育環境つまり利用する人にとって快適で居心地のいい生活の場を確保することから、省エネ性の高い照明器具や今議会の補正予算で学校のトイレ改修が計上されているが、照明器具やトイレ改修は長寿命化計画ではどのように位置づけられているのか。
(5)文部科学省は、学校施設環境改善交付金を受けるためには、施設整備計画の提出を義務づけているが、長寿命化計画を策定したことにより、財政上どのようなメリットがあると見込んでいるのか。

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