1 本市の公共工事に関する問題点について
(1)物価高騰による松山市での建設工事費の推移や建設工事関係の需給状況について、市としてどのように把握しているのか。
(2)本市における物価高騰や人手不足が入札に与える影響について、3年間の状況とそれに対しどのような対応をとってきたのか、具体的に問う。
(3)建設現場の問題点に関する認識または改善への考えについて
①原油高での資材価格と運搬コストの上昇が著しく、早期に下請等に発注したいができない状況の改善について
②施工現場において、近隣対策に係る環境配慮のニーズと高度化の変化に苦慮していることについて
③単価の変動が激しく設計から発注までの時間差で単価が上がり、積算基準単価と実勢単価との開きが大きくなっているが、実勢単価に合った積算とすることについて
④発注者に提出する書類が増えており、作成に手間がかかり、現場スタッフ及び協力会社の負担が増えているが、簡素化できないか。
(4)現場説明書では、市は責任を負わないや受注者の負担とするとの記載になっており、設計書と現場状況に差異が生じた場合、本来は発注者と受注者は同等の立場で協議する必要があると思うが、なぜ受注者側の一方的な責任にするのか、理由を問う。
(5)建築主体工事と設備工事の開札は2カ月近いタイムラグがあるようだが、同時期に発注して工事の進捗に問題が生じないようにするべきだと思うが、なぜ同時期に発注しないのか問う。
(6)今後、建設費はどのように推移すると見込んでいるのか。
また、高騰する建設コストと働き方改革により、今のままの工事発注では契約どおりの工事完了が難しいが、工期日数や発注時期などを適正にするための見直しはどのように行っていくのか。
さらに、公共工事の進め方をどのように改善していくのか、考えを問う。
2 クリーンセンターにおける火災防止への取組について
(1)リチウム電池を含む粗大ごみが本市のクリーンセンターに搬入された場合、どのように取り扱われているのか。
(2)火災の発生防止及び火災発生時の迅速かつ的確な対応に向けたクリーンセンターでの火災防止対策について
3 本市の伝統芸能・文化振興について
(1)本市として老朽化した市民会館の現状をどのように捉え、今後の建て替えや代替施設の整備において、能舞台を含む伝統芸能・文化の拠点機能をどのように維持、発展させていく考えか、所見を問う。
(2)本市にとって、伝統芸能・文化はどのような価値があると認識し、それらの継承と発展について、どのように考えているのか所見を問う。
(3)第二期松山市文化芸術振興計画によって、各種の施策を進めてきたと思うが、伝統芸能・文化の振興においては、どのように取り組んできたのか。市民アンケートで必要とされた3つのポイント、①参加の機会を増やす、②団体への支援、③情報発信の充実を含め、各分野、種類ごとの取組状況を問う。