1 保育施設全般について
(1)保育園における待機児童と入所待ち児童の違いについて、初めて保育園を希望する保護者の方に向けて、分かりやすく説明を求める。
(2)保育所等入所選考基準表で同点の場合には、基準の優先順位を決めておくなど、できるだけ同点を減らすことで不公平感を減らせることはできないか見解を伺う。
また、自営業を問わず手を差し伸べるべきと考えるが見解を伺う。
(3)こども家庭庁では保育DXという取組が推進されており、この取組の中で、既に私たちが利用可能となっているコンテンツとして子ども・子育て支援情報公表システム「ここdeサーチ」というシステムが開発されていることを把握しているか。把握している場合、このシステムについての所見を伺う。
(4)担当課から「平成27年度に子育てマップを作成し、松山市ホームページにも掲載し広く市民も活用している」とのことだが、市民からはそういう声があまり聞かれていないように感じている。本市としてこの子育てマップは、保育園に入りたくて悩まれている皆様にとって使いやすい内容となっていると思っているのか。
また、保育DXを推進している国に対して、ホームページにPDFファイルを掲載している本市は、保育DXを推進していると言えるのか。
さらに、本市の保育・幼稚園課とこども家庭庁の情報共有の在り方はどのようになっているのか見解を伺う。
(5)本市の保育施設全体で、業務支援アプリの導入はどの程度進んでいるのかと、どこまで導入することが可能なのか伺う。
また、業務支援アプリのようなICTの導入を望む保育園に対して、どのようなサポートをしているのか。
さらに、政府の動きに比べて、現状、アナログに頼る部分があまりに多すぎるように思うが見解を伺う。
加えて、先進的な事例として、東京都渋谷区では、保育園についてLINEだけで完結できる仕組みも導入されているとのことだが、ほかの自治体でこのような先進的な取組はないか、説明を求める。
(6)本市が運営する公立の保育施設と、それ以外の私立の保育施設との間で2022年以降、現在に至るまでで昇給の割合に違いはあるのか。施設によって異なるケースもあると思うので、比較できる形で説明を求める。
(7)働く側の環境の変化を踏まえて、本市の公立の保育施設と、それ以外の私立の保育施設の業務内容及び賃金水準の格差について、もし改善する方法があるとすればどのような方法があると思うか。本市としての考えを伺う。
(8)松山市内の保育施設に言語聴覚士との提携を斡旋することについて、本市の見解を問う。
また、併せて言語聴覚士を育成する教育施設を松山市に導入することについて、本市の見解を伺う。