議会中継
平成29年第4回(12月)定例会
一般質問
12月5日 梶原 時義 (ネットワーク市民の窓)
1 JR松山駅付近鉄道高架事業500億円の無駄遣いをやめて、平面で駅舎と駅前広場の整備を急ぐべきではないか。
(1)愛媛県は本年9月19日にJR松山駅付近連続立体交差事業の工期が当初の2020年度完成から、2024年度完成と4年延びたために費用が98億円もふえて当初予定の386億円から484億円になったと発表した。
①そもそも1時間に数本の列車しか走らない予讃線に高架事業が必要なのか。
②工期が延びた原因と、その責任は誰が取るのか。
③結局誰も責任を取らず、98億円の税金を払わされるのは県民と市民であり、その内訳を厳しくチェックするべきではないか。
(2)現在松山駅にある車両基地が伊予市と松前町に移設されることで、車庫入れに伴う長時間の踏切遮断はなくなる。つまり車両基地の移設で、踏切が閉じる時間が列車通過時に限られるため踏切渋滞はなくなり、そもそも高架橋にする必要性がないのではないか。
また、移設後踏切は平均で1時間に何分遮断されるのか。
(3)岡山駅や広島駅あるいは同じ四国の高松駅や徳島駅のように高架にせず平面で松山駅周辺を考えていたなら、とっくに新しい駅舎と駅前広場が完成して、えひめ国体にも間に合っていたのではないか。
(4)超高価な高架事業は、私たち市民に何らありがたい効果をもたらさず後悔先に立たずになる。後生に500億円もの借金を残すだけの無駄遣いはやめて駅舎と駅前広場の整備を急ぐべきではないか。
2 幹部職員の収賄容疑に絡み、複数の職員が警察から事情聴取を受けた産業経済部元職員の公務員倫理違反行為について
(1)本年9月議会で、元職員と特定職員が同行出張をした2011年11月12日(土)から15日(火)の広島から大阪への出張について、「12日は広島大学での報告会と意見交換会に出席した」との答弁がなされている。
①何をもって断言したのか。その根拠を問う。
②元職員に確認したのか、もしくは同行職員に確認したのか。
③単なる出張日程表だけの報告書では証拠にはならないのではないか。
(2)11月12日から15日までの4日間の出張について、同行の二人は同じ観光産業振興課の主幹と主事でありながら、それぞれ「観光交流事業等に伴う用務」と「松山旅行商品化促進事業に伴う用務」と、別々に違う用務で出張申請を行っているが、3泊4日の間、全く同じ出張行程の報告となっている。同じ課の上司と部下が違う用務で別々に出張申請をして、同じ出張行程をすることがあり得るのか。
3 9月議会最終日における、野志市長の差別的行動について
(1)本年9月議会終了時に、野志市長の心情が透けて見える行動があった。それは、議会最終日恒例の各会派に対する市長以下の理事者の挨拶回りを、市政の問題点を指摘した一部会派だけは理由も告げず拒否をしたことである。
①野志市長は市政二元代表制の意味を理解しているのか。
②野志市長の失政を指摘したため、挨拶行動まで拒否したのでは議会と議員にそして市民に対して非礼ではないのか。
③議会と議員に対して謝罪をするべきではないか。
④今後はこの行動はどうするのか。
また、排除された議員はあなた達を部屋で待っていなければならないのかを問う。
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