議会中継
令和8年第3回(6月)定例会
一般質問
7月1日 梶原 時義 (新風会)
1 二転三転するJR松山駅車両基地跡地の利用計画について
(1)2015 年に策定した車両基地跡地利用に関する基本構想では、近く耐用年数が到来する市民会館の代替施設の整備を予定していたが、2024 年に市長は突然アリーナ整備に方針転換し、その後、2026年 5 月にアリーナ整備を撤回し、今 6 月議会で市民会館に代わる文化施設の整備を表明した。野志市長の思いつきで紆余曲折したこれまでのプロセスを問う。まずは、2015 年の基本構想からアリーナ整備に転換した2024年までの空白の9年間におけるホール建設に向けた取組内容を詳細に示せ。
(2)市長が議会で答弁した「駅周辺ににぎわいや防災の観点から、より集客力が高く、経済波及効果の大きいアリーナを整備」「人口減少や若年層の都市圏流出を防ぐ」「全国に広がるアリーナ建設、それらによる都市間競争を背景に県都の陸の玄関である JR松山駅にふさわしい交通交流拠点施設」といったアリーナ整備への転換が必要という説明にどう決着をつけるのか。単にプロバスケットチームのためだったのか。
(3)野志市長の思いつきでアリーナ騒動を起こし、この 2 年間でアリーナ整備への転換に伴う人件費を含めた経費の損失、2 年間の空白がもたらす建築費用の高騰と既存市民会館の補修期間延長に伴う工事費等の損失があると考えるが、市政を混乱させた責任をどのように取るつもりか。
(4)2015 年の基本構想を基に一刻も早く市民会館の代替施設を含め読書や自習室など多くの市民が多目的に利用できる施設を造るべきだと考えるがどうか。
また、2027 年度中に基本計画の策定に着手する予定とあるが、悠長なことを言わず、失われた市民の信頼を取り戻すべく、2026 年度中に基本計画をつくるべきだと思うがどうか。
2 3人が死亡した城山崩壊事故の責任から逃げる野志市長の政治姿勢について
6 月 15 日の中村知事の記者会見でもあったが、県の技術検討委員会では、土砂崩れのメカニズムの分析は行ったが、本市が造った緊急車両用道路の設計、施工、管理についてはその妥当性を検証しておらず、本市に対し県からも検証を行うよう要請してきたが、いまだに行われていない。本市が大雨による土砂災害が予想できたか否か、本市の緊急車両用道路の設計、施工、管理に責任があるかないかは別にして、再び同様の事故を起こさないために客観的な検証を行うべきではないか。
3 日本一高いバス代がもたらす本市の市民生活について、市長の想像力を問う。
(1)私、梶原時義は、初当選の 2010 年以来 4 期 16 年間も「市内電車とバス、それにフェリーのシルバーパスと定(低)額パスの実施で本市の人とまちを活性化させるよう」何度も何度も繰り返し、野志市長に要求してきたが、全く取り合おうとしない。中心商店街のシャッター街化に対しタイムリーな手が打てないだけでなく、僅かな新規出店支援などの場当たり的な政策からは、何の効果も生まれていないことを理解していない。本市のバス代が日本一高いということは、市民、特に高齢者を含めた交通弱者の移動手段が日本一厳しいと言っても過言ではないと考えるが市長の見解を求める。
(2)中村市長時代の日本一の松山にするというスローガンとは真逆で野志市長の時代にバス代の高さ日本一の松山になったことは、移動手段としてバスを使う市民からすれば許されない政治と思うが、伊予鉄と協議して早急に改善を図るべきだと考えるがどうか。
(3)伊予鉄と協議して、シルバーパスや定(低)額パスを実施することで市内の商店街を含めた移動人口が確実に、大幅に増加することは容易に想像できる。家でテレビや猫の番をしている高齢者にも日本一安いバスに乗っていただき、病院や温泉、あるいは買い物へ気軽に外出していただきたいと考えるが、市長にその気はないか。
また、ほかにシャッターを上げる方策がないのが現実であり、実施をしないのなら、シャッター街化を阻止する代替案を示せ。
4 本市の住宅建設業者等に対する許認可迅速化等の支援について
建築関係資材の異常な値上がりが、住宅建築価格などの暴騰を招いている中、円安とイラン情勢のダブルパンチで 3 カ月後の価格が読めないと業者が悲鳴を上げている。建築工事着工の前提として建築確認申請が必要となるが、通常7日から35日以内、複雑な性能表示や構造計算審査などを併用したとしても 2 カ月程度で確認済証が交付されていたが、民間の検査機関では受付すらせず、2 カ月も放置され、全体で 4 カ月もかかる事案があり、確認済証の交付待ちで着工が遅れ、会社の存続も危ぶまれているという危機的相談が最近あった。愛媛県の建築指導課に実態把握と許認可の早期化、迅速化を要請するか、あるいは指定機関を増やすように要望して本市経済に悪影響が出ないように働きかけるべきだと考えるが、所見を求める。
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